医院案内|オレンジ歯科|和歌山市の歯科・歯科口腔外科・小児歯科・矯正歯科
オレンジ歯科

医院案内|和歌山市の歯科・歯科口腔外科・小児歯科・矯正歯科|オレンジ歯科

ご予約・お問い合わせ 073-475-8217

〒640-8341 和歌山県和歌山市黒田143

医院案内

診療方針

当院は患者さまお一人おひとりに合った治療を提供するために,コミュニケーションを大切に診療を行っています。「ただ歯を見ただけ」が歯科医院の役割ではないと考え,患者さまの心のケアも大切にする歯科医院を目指しています。そのために,お口の中だけを診るのではなく,患者さまのお人柄や生活習慣なども含めた全体を診た上で,治療のご提案をするよう努めています。
当院は,いたずらに規模を大きくしたり,患者数を増やすことを目標にしておりません。これは治療の質を向上・維持させるためですが,このために患者さまにご希望通りの予約をお取りいただけない場合もあるのが現状です。申し訳ない限りですが,患者さまにしっかりと向き合うためにそのような方針で行っておりますので,ご理解いただければ幸いです。

基本情報

医院名 オレンジ歯科
電話番号 073-475-8217
住所 〒640-8341 和歌山県和歌山市黒田143
診療項目 一般的な歯科診療・歯科口腔外科・小児歯科・矯正歯科・口臭治療・ホワイトニング・インプラント・入れ歯

診療時間

 
09:30~13:00
14:30~18:00

土曜日は17:00までの診療となります。
【休診日】   日曜・祝日・その他研修日
【最終受付時間】月~金曜日:17:30 (初診の方は16:15)
        土曜日  :16:00

院内紹介

受付
待合室1
待合室2
レントゲン室
診療チェアー
大型モニタ

設備紹介

デジタルX線撮影機器(2次元)(3次元):保険診療

デジタルパノラマ(2次元)

デジタルデンタル(2次元)

デジタルレントゲンは従来のフィルムタイプに比べ放射線量が1/10程度と少ない上に,情報量が多く,より鮮明な画像が得られるため,2次元的な平面的画像での診断に役立ちます。撮影後すぐに各個室診療室にある大型液晶モニターに映し出すことができ,見ながら説明を受けることができます。

歯科用3D・CT(3次元)

デジタルX線(1.デジタルパノラマ,2.デジタルデンタル)では2次元撮影しかできませんので平面情報しか得られません。したがって,立体的な情報が不可欠となるインプラントや,親知らず抜歯・歯の破折をはじめとする歯科口腔外科,矯正治療,歯の根っこの治療(根管治療)などの難症例に対して十分な治療情報が得られない場合があるだけでなく,2次元画像情報だけでは痛みや症状の原因を特定できない場合もあります。
これまでは病院にしかなかった3D・CT(立体画像撮影)ですが昨今は歯科用3D・CTを導入している歯科医院が増加しています。当院も立体的な画像(3D)が得られる新しい歯科用3D・CTを採用し,より精密な診断,それに基づく治療,さらにその後の経過観察が可能となる環境を整え,診断・診療精度を高めました。

マイクロスコープ・拡大鏡


当院ではLED照明を併用した3種類の拡大鏡(サージテル)診療およびマイクロスコープ診療を導入しております。LED照明で暗い口の中の患部を鮮明に照らしつつ,肉眼の最大21倍に患部を拡大して診ることが可能です。これにより,肉眼では見えない小さな患部も発見できるとともに悪い患部を含むできるだけ小さい領域だけ取り除く処置ができるようになります。より精密な診断・治療を行うことが可能となるわけです。

歯科先進国であるアメリカでは,1998年に歯内療法専門医はマイクロスコープを使うことが義務付けられました。使用しないことで精密な診断ができず,治療に漏れが発生してしまうからです。日本でもその歴史は古く,1950年代には耳鼻咽喉科,1960年代には眼科,脳神経外科,血管外科等の分野で使用されてきました。しかしながら,歯科ではマイクロスコープや拡大鏡を使っている歯科医院はほとんどないのが現状(2009年マイクロスコープ導入率2-3%)ですが,最近日本でも歯科においてもマイクロスコープの有用性が認められるようになり2016年から一部保険診療も可能となりました。
今後,歯科における拡大鏡やマイクロスコープを用いた術野拡大による精密歯科治療は歯内療法,口腔外科,歯冠形成,口腔内診査など幅広い分野に拡がることが期待されています。
当院においても,これらを用いて,お口の中の検査,虫歯の治療をはじめとする一般的な歯科診療や外科処置など様々な分野に術野拡大診療を行っています。

LED照明付き・ワイヤレス口腔内CCDカメラ

LED照明によってお口の中を明るく照らし出しながら写真撮影できるので,これまでの手鏡では隣の歯の陰になったり,口腔内が暗かったりしたためにご確認いただけなかった箇所も,このカメラを採用することによって患者さま自身に容易にご確認していただけます。
また,当院では撮影画像を32インチの液晶モニターにて拡大表示しますので,暗くて小さく確認しづらかった虫歯でも明るく大きく拡大してよりわかりやすくご確認いただけるようになっております。さらに,当院採用の口腔内カメラはワイヤレスなので撮影中に患者さまにコードが触れることがなく不快感がありません。

口腔内細菌検査用顕微鏡

口腔内細菌は歯や歯周組織だけではなく全身に重篤な影響を及ぼすことが証明されています。虫歯や歯周病は虫歯菌・歯周病菌が原因による感染症。とりわけ,歯周病は糖尿病との関連が証明されており ,これが ,死の四重奏 ,すなわち ,糖尿病・肥満・高脂血症・高血圧のきっかけになります。しかしながら ,口腔細菌はレントゲン検査では評価できません。このため ,お口の中に潜んでいる細菌を評価できる位相差顕微鏡を設置し ,磨き残し(プラーク,歯垢)を少量採取させていただき,完全個室で位相差顕微鏡を用いた口腔内細菌の検査 ,歯周病のリスク判定を行っています。もちろん,痛みもありません。当院では ,位相差顕微鏡 ,口臭分析装置 ,口腔内水分計,唾液成分・能力検査装置等を用いてお口の中のリスク管理を行っています。

大型液晶モニター

各個室診療室の液晶大型モニターは,患者さまにデジタルレントゲンを詳しくご説明させていただいたり,患者さまの口腔内の写真・情報を写しだし視覚的に説明し,より深くご理解いただきますよう設置しております。通常は歯のこととは関係のないリラクゼーション・ビデオやアニメなどを放映しております。また,ご自身のお気に入りブルーレイ,DVDをご持参頂ければ治療の合間にお掛けさせて頂くこともできます。

口臭測定

口臭の主成分は揮発性硫黄化合物で,主成分は,硫化水素とメチルメルカプタン,ジメチルサルファイドでこれらの濃度をガスクロマトグラフィ方式でそれぞれを個別に分析することで口臭発生の原因を特定し,それに対応した口腔ケアを施術してまいります。

口腔内水分計

お口の中の水分量を測定します。唾液はお口の中を清潔にする自浄作用を担っています。唾液が少なく自浄作用が十分でない場合,口腔内細菌が増加し,虫歯になりやすくなったり,歯周病が進み歯が抜けやすくなったり,口臭がきつくなったりする傾向がでてきます。オレンジ歯科では患者さまの虫歯,歯周病,口臭のリスクを鑑みるために,口腔内の水分量を測定しています。

歯石取り

当院では超音波で歯石を除去するために,チューブにより水道水を供給する連続式ではなく,新しいボトル式の機器を使用しております。歯と歯ぐきの負担も少ないだけでなく,ボトル式で温度調整した薬液を供給しますので,痛みが少ない歯石やバイオフィルムの除去が可能です。さらに,取れない歯肉下にある黒褐色の歯石は歯周病の感染源となりうるため,専用の機器を用いて除去したり,歯肉を開け,歯茎の下にある頑固な歯石を機械的に取り歯周病の感染源を取り除いてまいります。

【高圧蒸気滅菌器】オートクレーブ

歯科用の器具の高圧蒸気滅菌器です。当院では2台の高圧蒸気滅菌器を設置し滅菌環境を整えるように努めています。患者さまお一人おひとりに使用します金属製や耐熱の検査器具,治療器具は2気圧135度にて全て滅菌をいたしております。

ガス滅菌器

一般的な加熱・加圧オートクレーブ滅菌器2台,ハンドピース専用殺菌器だけでなく,非加熱式のガス滅菌器を導入しております。オートクレーブを使用できないさまざまな器具・機材,とりわけ熱に弱いゴム,プラスチック製品,精密機器類に関しても当院では滅菌が可能となっております。

紫外線殺菌器

お一人おひとりの患者さま用に個別包装した基本セットを使用する直前まで紫外線滅菌器に整置することで,汚染・感染の防止に努めております。使用器具は使用する直前に患者さまの目の前にて開封し使用致します。

また,外科器具に関しましても滅菌処置を施した後に,それそれの器具を個別にステラパックし,使用する直前までに,紫外線滅菌器内に静置し,汚染・感染の防止を徹底しております。

医院内は常時換気施行,
局所排気装置,オゾンガス発生装置,プラズマクラスター空気清浄機を設置。
感染予防策を徹底するため,全ての治療時に口腔外バキュームを使用しております。

医院内は常時換気施行,
さらにそれぞれの個室診療室に

・換気扇1基
・口腔外バキューム(局所排気装置として)1基
・空間除菌・除ウイルス作用が認められているプラズマクラスター供給型空気清浄機1基
・空間除菌・除ウイルス作用が認められているオゾンガス*発生器5基

を設置しております。

* オゾンガスによる新型コロナウイルス不活化が2020年5月奈良県立医科大学にて確認されました

感染予防策を徹底するため,お口のお掃除を含め,全ての治療時に局所排気装置(口腔外バキューム)を使用し,治療時に発生するエアロゾルを吸引し,飛沫拡散防止・感染予防・空気清浄を施行しております。

受付,レントゲン室,廊下におきましても,常時換気,プラズマクラスター供給型空気清浄機4基,オゾンガス*発生器8基,および,次亜塩素酸水噴霧器2基を設置・感染予防・空気清浄しております。

歯科用切削装置を多数ご準備

オレンジ歯科ではピンセットやミラーといった基本的な歯科器具だけでなく,切削装置類についても80本以上ご用意し,患者さんごとに洗浄,滅菌し交換できる環境システムを整えております。
オレンジ歯科では,切削装置(歯を削る装置)として,IDS((ドイツで開催される歯科展示会)にて歯科装置メーカーとして認知されていたNSK製切削装置を主体に数多く準備しております。
さらに切削装置についても基本的な歯科器具同様,使用する直前にステラパックから取り出して使用しています。
そのため当院では切削装置を最初から診療台に取り付けておりませんので準備に若干時間がかかることがございます。ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

切削装置(ハンドピース)先端に付ける切削刃(ドリル)も多数ご用意。患者さまごとに交換しています。

オレンジ歯科では,ハンドピースだけでなく,先端に付ける切削刃(ドリル)に関しても多数ご用意しています。患者さまごとにご用意した切削刃をあらかじめ切削刃用ボックスにセット。ドリルをセットした切削刃用ボックスを洗浄・滅菌処理した後,使用直前まで各完全個室診療室に設置している紫外線照射滅菌器内にて保管し患者さまごとに交換しております

お口の清掃器具について

歯石取り器具

歯石取り器具は,一般的に先のチップ(赤色破線部分)と呼ばれる部分のみ患者さまごとに交換することが多いですが,医療現場では常にその上のハンドピース部分まで口腔内に接するのが現実です。そこで,オレンジ歯科でチップ部分だけではなくハンドピース部分(オレンジ色破線部分)を含め患者さまごとに交換できる環境システム構築を整えております。

歯の掃除・研磨器具

一般的には,歯の掃除・研磨器具についても器具の先端(回転するブラシ・カップ部分 (赤色破線部分))のみ患者さまごとに交換しますが,医療現場ではその上のハンドピース部分まで口腔内に接するのが現実です。そこで,オレンジ歯科では,歯の掃除・研磨器具についても先端のブラシ・カップ部分だけではなくハンドピース部分(オレンジ色破線部分)を含め交換できる環境システム構築を整えております。

ステラパックによる個別包装

個別包装することによって滅菌レベルをさらに高めています。器具を使用する直前に患者さまの目の前にて開封致します。